日野自動車は、東京瓦斯電気工業をルーツに持ち、のちの東京自動車工業・日野製造所から独立分離して誕生した自動車メーカーです。1966年からトヨタ自動車と業務提携をしており、トヨタとの関係はかなり長い歴史があります。現行販売車種は、大型路線バス「ブルーリボン」、「ブルーリボン ハイブリッド」、「ブルーリボンハイブリッド 連接バス」、中型路線バス「レインボー」、小型路線バス「ポンチョ」、大型・中型観光バス「セレガ」、中型観光バス「メルファ」、マイクロバス「リエッセU」の全8車種となっています。リエッセU以外はいすゞ自動車と日野自動車の合弁会社「ジェイ・バス」で製造され、OEM供給されています。そのうち、ブルーリボンとレインボーはいすゞ自動車のエンジンを搭載しています。リエッセUはトヨタ自動車に自社製のエンジン(N04C系)を供給し、トヨタ子会社の岐阜車体工業で製造され、OEM供給されています。トヨタ自動車のディーラー店では、コースターとして販売されています。